jQueryは学ぶべき?
私自身、学習を進める中で疑問に思いました。インターネットで調べてみると、jQueryは便利で簡単と言われる一方で、「時代遅れ」といった意見も見かけます。今回は私が調べたことや考えたことをもとに、jQueryを学ぶべきかどうかについて整理していきます。
この記事は2024年12月に書いています。
jQueryとは?
jQueryは、2006年に登場したJavaScriptライブラリで、Webサイト開発を簡単にするために作られました。特に次のような機能が人気だそうです。
- HTMLやCSSの要素を簡単に操作できる
- 短いコードでアニメーションやイベント処理が実装できる
- 多くのブラウザ間の互換性をサポートしている
jQueryのメリット
簡単に使える
短いコードで複雑な操作が可能。(DOM操作)
豊富なプラグイン
スライダーやモーダルウィンドウなど、多数のプラグインがある。
既存プロジェクトでの利用
古いWebサイトではいまだにjQueryが使われているため、保守や改修に役立つ。
jQueryのデメリット
パフォーマンスの低下
jQueryを使うと、モダンなJavaScriptよりも処理速度が遅くなる場合がある。
モダンな技術の台頭
ReactやVue.jsなど、より強力なフレームワークが主流になりつつある。
時代遅れと言われることも
新しいプロジェクトではほとんど使われなくなっているらしい。
どんな人が学ぶべき?
jQueryを学ぶべきかどうかは、目的や学びたい分野によります。
学ぶべき人
業務で既存プロジェクトに関わる予定がある人
古いシステムの保守では、jQueryが現役で使われている。
DOM操作に慣れていない人
jQueryはDOM操作の基礎を学ぶのに適している。
学ばなくてもよい人
新しい技術を習得したい人
ReactやVue.jsなどのフレームワークを学ぶほうが、現在の業界需要に合っている。
ゼロから新しいWebサイトを作りたい人
jQueryに頼らず、純粋なJavaScriptや新しい技術を使うほうが将来性がある。
私の結論
私自身はProgateにjQueryの講座があったので、一通り学ぶことにしました。理由は、初心者としてDOM操作やイベント処理の基礎を学びたかったからです。基礎を押さえたら、新しい技術を学んでいきたいと思います。
また、jQueryを学んでいく中で、JavaScriptのスキル向上にもつながると思いました。
まとめ
jQueryは、今でも学ぶ価値がある場面がある一方で、新しい技術が主流となった現在では優先度が下がっているんだなと感じました。初心者でDOM操作の基本を学びたい場合や、一通り学習してみてもいいと思います。
今からWEB制作の技術を学ぶ人には新しい技術であるReactやVue.jsなどを学ぶほうがいいのかもしれません。
学習している人がjQueryを学ぶかどうかの参考になれば幸いです。